K&U カリフォルニアの暮らし
アメリカ移住・K&Uのライフログ in カリフォルニア
  • ホーム
  • 自転車
  • ガジェット
  • ライフスタイル
  • キャンプ
    • キャンプ場
    • ギア
  • トラベル
  • グルメ・レシピ
  • YouTube
自転車

TREKの軽量エアロバイク Emonda SLR 9を購入【TREK:Emonda 2022】

by kirin & uni 2021-12-27
Published: 2021-12-27Last Updated on 2022-01-22

 コロナによる世界的なバイク需要により、新しいバイクをオーダーしても納期が1年後が当たり前、消耗パーツの入手が非常難しくなってしまったこのご時世。

日本が誇るギアコンポーネントブランドであるシマノは2021年8月31日、2016年から約5年ぶりに新型デュラエース(R9200シリーズ)、及び、新型アルテグラ(R8100)を発表した。

数日後の2021年9月2日にアメリカンブランド” TREK ”でも、新型デュラエースと新型アルテグラをメインコンポにしたモデルが発表された。

トレックが誇るフルオーダーシステム” Project One “にも対応され、自分好みにフレームカラーや個々のパーツを選択することができるようになった。

しかも、プロジェクトワンならば予定納期が約1ヶ月とのこと!

このタイミングを逃すべく、念願だった” PROJECT ONE ”でバイクをオーダーすることに!

Sponsored Link

もくじ

  • EMONDA SLR 9を購入
  • PROJECT ONE カラー【ICON : Sweet Gold Leaf】
  • 9200系 DURA-ACE
    • クランクセット【FC-R9200】
    • フロントディレイラー【FD-R9250】
    • リアディレイラー【RD-R9250】
    • カセットスプロケット【CS-R9200-12】
    • レバー【ST-R9270】
    • ブレーキキャリパー【BR-R9270】& ディスクブレーキローター【RT-MT900】
  • EMONDAのコンポーネント
    • ハンドル一体型ステム【Bontrager : Aeolus RSL VR-C Handlebar/Stem】
    • ホイール【Bontrager : Aeolus RSL 51 TLR Disc Road Wheel】
    • シートマスト【Bontrager : Round Seatmast Cap】
    • サドル【Bontrager : Aeolus Pro Saddle】
  • カタログ値総重量
  • 乗ってみた感想

EMONDA SLR 9を購入

今回購入した、EMONDA SLR 9 (2022モデル)

 トレックには、エアロロードのMADONE(マドン)、クライミングセミエアロロードのEMONDA(エモンダ)、エンデュランスロードのDOMANE(ドマーネ)があります。

 購入したモデルは、EMONDA(エモンダ)です。

 前モデルのエモンダは、単に軽量なクライミングバイクという位置付けでしたが、2020年のモデルチェンジでダウンチューブがエアロ形状となりました。

 エアロバイクであるマドンよりも軽く。路面からの振動を吸収する「ISO SPEED」を搭載していないので他のモデルよりも構造的にシンプルで、走行中に音鳴りなどの故障がし難い為、取り扱いが楽です。

また、今回のモデルより、BBが「T47」と呼ばれるネジ切り式となったので、BBの交換の際にフレームにダメージを与え難くなりました。

PROJECT ONE カラー【ICON : Sweet Gold Leaf】

チェーンステー部に記される「PROJECT ONE」

フレームカラーは、プロジェクトワンに標準設定されているカラーである「SWEET GOLD LEAF」にしました。

プロジェクトワンのサイトでは、フレームの顔となる「TREK」の文字やフレームの色を自分好みで選択することができますが、数ある中から自分の納得できる色合わせが出来なく、標準設定のカラーにしました。

このカラーの醍醐味は、ブランドロゴのTREKの文字が” 本物の金箔 “で作られており、模様が入っている所です。

TREKのロゴに金箔で柄

フレームは、黒色をベースに金箔を散りばめられ、グレーが混ざっていてマーブル柄のようになっています。

トップチュープのEMONDAも金色

また、ヘッドチューブに付けられるTREKのバッジも特別な金色のバッジが付けられています。

ヘッドチューブには、金色バッジ

ダウンチューブのBB周辺には、フレームで使用されるカーボン素材「800 OCLV CARBON」の文字もフレームカラーと同じ金色。

ちなみに、通常のEMONDAのトップキャップ裏には「 GO GO GO」という文字が記されていますが、このモデルにはない模様です。

トップキャップ裏には、何も書かれていない
Sponsored Link

9200系 DURA-ACE

 9200シリーズとなったデュラエース。今回のモデルチェンジで変更された部分を各パーツごと見ていきます。

クランクセット【FC-R9200】

前モデルでは、非対称デザインをしていたクランクは、今回より対称デザインとなりました。

また、12速化にあたり、12速専用のチェーンリングとなりました。

DURA-ACEのロゴ周辺部分は凹形状の為、シューズで擦れてロゴが消えてしまうことが減りそうです。

今回選んだクランクセットの仕様

・チェーンリング【52-36】

FUJIのロードバイクではコンパクト(50-34)を使っていましたが、下り坂でギヤが足りず、最高速度を楽しめず。
EMONDAでは、下り坂でも踏めるように、セミコンパクト(52-36)を選択しました。

・クランクアーム長さ【170mm】

EMONDAのフレームサイズ54、56サイズには、172.5mmが標準設定され。FUJIのロードバイク(56サイズ)も172.5mmがついて来ました。今回は、ペダルを回しやすくするために170mmを選択しました。

フロントディレイラー【FD-R9250】

前モデル(9150シリーズ)よりも、変速スピードが45%速くなり、さらに、前面部の面積が33%小型化・軽量化されたフロントディレイラー。

黒を基調としたデザインとなり、シンプルでミニマルな形となりました。

使用した感想

今回初めて電動変速を触りましたが、チェーン落ちが極めてし難く、一発で変速するので、変速の煩わしさがなくなりました。

リアディレイラー【RD-R9250】

前モデル(9150シリーズ)よりも、変速スピードが58%向上。

さらに、かつてのジャンクションA(充電ポート・ファンクションスイッチ・LEDインジゲーター)の機能が、この新型リアディレイラーに移管されました。

充電ポートは、リアディレイラーの左側に。その右側には、ファンクションボタンがあります。

充電ポートのカバーを外した状態

また、ゲージの長さも1つのみとなり、最大34Tまで許容しています。

カセットスプロケット【CS-R9200-12】

ロードでもやっと12速化したカセットは、シマノのMTB用12速カセットで使われている「マイクロスプライン」構造が使われていない為、11速で使われていたフリーボディにそのまま使用できる。

今回選んだカセットスプロケットの仕様

カセットスプロケット【11-34】

FUJIのロードバイクでは、コンパクト(50-34)に11-28のカセット。
(最大ギア比:4.54 最小ギア比:1.21)

EMONDAでは、セミコンパクトのチェーンリング(52-36)で最高速度を上げつつ、勾配のキツイ坂にも挑戦したい理由から、ギヤがもう一段欲しいと思いワイドレシオの11-34を選択。
(最大ギア比:4.72 最小ギア比:1.05)

使用した感想

フロントチェーンリングが52Tとなったおかげで、下り坂でもどんどん踏んでスピードを出すことが可能になりました。
最大スプロケットを34Tを選択しましたが、現在のところ使用するシーンはなかなかなく、30Tにして中間のギヤの差を1Tずつにして平坦での変速のショックを無くした方が良かったかなと少し後悔。

レバー【ST-R9270】

今回、新型の大きな特徴でもあるセミワイヤレス化。

シフターに繋がるコードが消えたことで、ハンドルとヘッドチューブにはブレーキホースのみとなり非常にクリーンになりました。

左右のシフターには、コンビニでも売られているコインバッテリー「CR1632」が使われているため、入手性も良いです。
シフターは省電力で、1.5~2年は持つとのことなので、変える頻度も少なそうです。

ブレーキキャリパー【BR-R9270】& ディスクブレーキローター【RT-MT900】

キャリパーがワンピース構造になった為、剛性が向上し軽量化された。

ブレーキローターは、MTBコンポ「XTR」のラインナップにあったローターが、ディラエースにも入りました。

EMONDAのコンポーネント

ハンドル一体型ステム【Bontrager : Aeolus RSL VR-C Handlebar/Stem】

Bontrager : Aeolus RSL VR-C Handlebar/Stem

重量:281g(カタログ値)
ステム角度:-7度
ステム長:90mm
ハンドル幅(芯ー芯):400mm
ハンドルリーチ:100mm
ハンドルドロップ:124mm

ホイール【Bontrager : Aeolus RSL 51 TLR Disc Road Wheel】

ホイール重量:合計1410g [フロント(645g), リア(765g)](カタログ値)
リムハイト:51mm
インナーリム幅:23mm
アウターリム幅:31mm
ノッチ数:36

シートマスト【Bontrager : Round Seatmast Cap】

重量:130g(カタログ値)
長さ:135mm
オフセット量:5mm

サドル【Bontrager : Aeolus Pro Saddle】

重量:170g(カタログ値)
サドル長さ:250mm
サドル幅:145mm

Sponsored Link

カタログ値総重量

参考程度に、今回の主要構成パーツを合計してみました。

パーツ名重量
フレーム800g(参考値)
フォーク400g(参考値)
BB(T47)100g(参考値)
フレーム小物(ベアリング等)160g(参考値)
スルーアクスル(前後セット)70g
シートマスト130g
ホイール(前後セット)1410g
タイヤ(225g x 2)450g
チューブ(84g x 2)168g
シフター(ペア)350g
フロントディレイラー96g
リアディレイラー215g
クランク (52-36)692g
カセット (11-34)223g
ブレーキキャリパー
(フロント: 120g、リア : 110g)
230g
ローター[160mm]
(108g x 2)
216g
チェーン (CN-M9100)242g
DI2バッテリー52g
サドル170g
ハンドル一体型ステム281g
ペダル322g
ボトルゲージ(20g x2)40g
合計6817g
主要パーツ重量合計

乗ってみた感想

完成車重量(ボトルゲージ、ペダル、ガーミンマウント込み)を測ってみたところ、7.1kg でした。
本格的なヒルクライムバイクと比較すると「重い」と思われますが、通常のロードバイクでは非常に軽い部類に入ります。

今まで乗っていたフジのロードバイクとの比較になりますが、なんといっても車重が約1.4kg程軽くなり、ハンドル周りが一体化ハンドル、カーボンサドルで軽量化されたこともあり、登りが非常に軽快になりました。ダンシングで自転車を揺らしても、上半身や腕が疲れにくいです。

アルミのローハイトリムから、51mmのカーボンディープリムになったことで、巡航が楽になり脚を削られることなく速度を維持しやすくなりました。ただし、ディープホイールのデメリットである、横風はしっかり感じ、自転車が横に持って行かれることはあります。

Sponsored Link
0 FacebookTwitterEmail
previous post
ロードバイクの必需品をまとめるポーチ【Sticky Pod】
next post
ミニマルなサドルバッグ【SILCA:MATTONE Seat Pack】

You May Also Like

シマノからついに「105」のDi2【RS-...

2022-07-17

落車して分かったこと(前編)【Emonda...

2022-06-29

ロードバイク乗りに最適!最薄&最...

2022-05-15

ディスクブレーキロードバイクのブレーキパッ...

2022-04-06

ミニマルなサドルバッグ【SILCA:MAT...

2022-01-10

ロードバイクの必需品をまとめるポーチ【St...

2021-10-04

【ツール】5Nmがプリセットされたトルクレ...

2021-07-12

ZEISS製レンズのサングラス【KOO:D...

2021-05-10

自転車シューズ専用のインソール【Bontr...

2021-04-04

ロードバイクの走りを向上させる①タイヤ&チ...

2021-02-18

About US

About US

キリン(夫)とウニ(妻)です。 私達は、2019年の夏に、アメリカ・南カルフォルニアに移住してきました。
詳しいプロフィール

Twitter

Tweets by KUinUSA1

カテゴリー

  • ガジェット (5)
  • キャンプ (29)
    • ギア (26)
    • キャンプ場 (3)
  • グルメ・レシピ (5)
  • トラベル (5)
  • ライフスタイル (15)
  • 移住ハック (1)
  • 自転車 (33)

よく読まれている記事

  • 1

    マウンテンバイクの前後サスペンションの調整

    2020-06-25
  • 2

    日本から海外にロードバイクを発送する方法【BikeFight.com】

    2021-01-16
  • 3

    体に安全なセラミックフライパンを購入

    2020-09-27
  • 4

    保冷力最強!コスパ最強のクーラーボックス【RTIC:45 Hard Cooler】

    2020-06-16
  • 5

    超コンパクトな万能グリル、ファイヤーボックス ストーブ 【Firebox:G2 Firebox Stove】

    2020-04-05

Keep in touch

Twitter Instagram Youtube

About Us

About Us

Kirin & Uni

キリン(夫)とウニ(妻)です。 私達は、2019年の夏に、アメリカ・南カルフォルニアに移住してきました。
詳しいプロフィール

最新の記事

  • シマノからついに「105」のDi2【RS-R7100】が発表

    2022-07-17
  • 落車して分かったこと(前編)【Emonda SLR 9】

    2022-06-29
  • ロードバイク乗りに最適!最薄&最軽量の携帯工具!【Wolf Tooth:6-bit Hex Wrench】

    2022-05-15
  • ディスクブレーキロードバイクのブレーキパッドの種類【レジン?メタル?】

    2022-04-06
  • ミニマルなサドルバッグ【SILCA:MATTONE Seat Pack】

    2022-01-10

カレンダー

2022年9月
月火水木金土日
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930 
« 7月    
  • Twitter
  • Instagram
  • Youtube
  • Email
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ

@2020 - KandU in USA All Right Reserved.


Back To Top
K&U カリフォルニアの暮らし
  • ホーム
  • 自転車
  • ガジェット
  • ライフスタイル
  • キャンプ
    • キャンプ場
    • ギア
  • トラベル
  • グルメ・レシピ
  • YouTube